プロテインとはタンパク質のことで筋肉の材料となるのは以前にお話した通りなのですが、HMBとは一体何のことかというのが今回のテーマです。

もちろん筋肉に対しての効果があるのは、なんとなく想像できるかと思います。
でも、実際のところ、HMBが何かと言われると答えに困る人がほとんどなのではないでしょうか。そもそもHMBの存在すら知らない人もいると思いますので、HMBについて詳しく説明します。

まず、HMBの略は「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」です。
こんな難しい言葉を言われても何のことかわかりませんので普通にHMBと呼ばせていただきます。

HMBとは必須アミノ酸の一種であるロイシンを材料として体内で生成される物質のことです。
筋肉中のタンパク質の分解を阻害する効果があると言われていて、いま大注目の成分になります。

HMBの効果をもう少し分かりやすくいうと、筋肉を作るための司令塔だということです。
つまり、体内に存在するアミノ酸を材料として、筋肉を作るように命令する効果があり、筋線維の修復を助けてくれる成分なんです。

筋肉を作る力を高める効果と筋肉痛のダメージを軽減する効果があり、筋肉アップには非常に効果的なのがHMBという成分だから、筋トレを効率よくできるということですね。

では、HMBを効率よく摂取するためにはどうすれば良いのかをタンパク質がHMBに変化していく過程を元にお話します。

先ほども説明したようにプロテインはタンパク質の塊ですが、タンパク質が体内で変化していく過程に秘密があるんです。プロテインだけではなく、食事からも摂取することが可能なタンパク質は体内でアミノ酸に分解され、ロイシンという成分に変わります。そして、ロイシンがHMBに変化するという流れです。

じつは、ロイシンがHMBに変化する割合は5%しかないわけです。

ということは、ロイシンがHMBに変わる量はごくわずかということになり、タンパク質をたくさん摂取してもHMBをあまり摂取できないということになりますよね。

HMBという成分をダイレクトに摂取できるという意味ではプロテインよりHMBサプリが優れているということになるんです。